会長所信

2019年度両毛地域青年会議所協議会 会長所信

第49代会長 小川 隼介

 上毛野国、下毛野国を起源とする我々が住む両毛地域は、群馬県、栃木県に跨る圏域でありながら昔より交流が盛んな特異な地域として発展してきました。それぞれの地域が特色を持ちながらも互いの地域をひとつの生活圏として共に生き、それが現在まで続いています。
 ただ、目まぐるしく変わっていく世の中で、様々な課題にも立ち向かっていかなければなりません。今置かれている日本の現状には未来への不安が多くあり、それは両毛地域も例外ではありません。
 この両毛地域は、経済、文化的にも結びつきが強い地域であるからこそ、直面する問題に対し共に考え立ち向かっていけます。誇りある両毛を守り、発展させていくには今を生き住み暮らす我々が未来へ繋げていかなければなりません。
 両毛地域青年会議所協議会は前身の懇談会としての設立当初より、先輩方が両毛地域の為に活動を行ってきました。我々は「自立した名誉ある両毛の実現に向けて」同じ目標に向かって活動している同志です。ではその実現の為には何をしていけばいいのでしょうか。現状を知り、地域の魅力を知り、特色を生かし我々が先頭を切ってこの両毛地域をさらに発展させていく、その気概を持って行動していく事ではないでしょうか。我々が地域活性の原動力となるべく、人々が明るく暮らせる両毛の創造へ向け行動を起こす事で、愛する両毛の未来を変えていく事ができます。

 

〈交流から生まれる両毛族〉
 両毛地域青年会議所協議会では交流が柱として行われてきました。設立期から現在に至るまで諸先輩方は6つの青年会議所メンバーが交流を深める事で協調を生み、様々な価値観を持ち共に行動をしていく事で友情を育んできました。人は、一人では狭い範囲でしか物事を判断できず新しいものが生まれてきません。ですが同じ地域に住み同じ意識を持ちながらも自分と違う考えを持つ人々と交流をする事で、違った視点で物事を捉えられ新たな思考ができ自身の成長の機会が生まれます。
 またそれぞれの地域の現状や問題点、未来へのビジョンなどの情報交換の場として、両毛地域に住む者として同じ圏域の仲間との親睦を図る事で両毛地域に対する意識が変わっていきます。そしてその意識を共有する仲間を作る事が両毛地域の発展の力となります。
 この両毛地域青年会議所協議会を通じて両毛を思い将来の両毛地域の為に活動していく事で私たちは「両毛族」となるでしょう。

 

〈両毛の未来創造〉
 1999年に改正された合併特例法により、2000年代に入り両毛地域でも相次いで市町村の合併が行われました。今後も少子高齢化や人口減少に伴う財政難など様々な困難に向き合っていかなければならず、この地域に住む人々が両毛地域の未来を不安に思うこの状況にどう向き合っていくべきでしょうか。
 両毛地域はまた山々や河川に囲まれた魅力あふれる自然があり、そして関東でも有数の経済圏として存在しています。その両毛地域の中でもそれぞれの地域で歴史、文化、伝統があり、それを尊重しながら共に発展してきました。ですが現在この両毛地域で生きる人々はそれらの特色に気付いているでしょうか。また、共に生き共に成長していく、両毛地域という圏域で協同する心が未来へ継承されていくのでしょうか。今を生きる我々が何かをしなければ両毛の未来はありません。
 この両毛地域に点在する魅力を掘り起こし、改めて発見し魅力に気付いていただき、この地域に住む人々、未来を担う子供たちが両毛地域の特色を知る事で、愛する心を醸成します。そして、両毛地域を愛する人が増え地域に根差した生活をする人が増えればそれは大きな力となり、未来を担う人々が困難に負けない活気溢れる両毛地域の未来を創っていく事ができます。我々両毛地域青年会議所協議会の行動で両毛地域の未来を変えていきましょう。

 

《基本理念》
 共に手を取り合い行動を起こそう!
 魅力あふれる両毛を未来へ繋げる為に

《事業計画》
(1)  両毛への意識を共有する交流事業(合同例会)の実施
(2)  両毛の魅力を発信し愛する心を醸成する事業の実施
(3)  両毛地域青年会議所協議会の意義を伝える全体会議の実施